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【石原慎太郎 日本よ】豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、役人から報告の記憶一切無い 小池百合子知事はその決断力発揮を

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【石原慎太郎 日本よ】
豊洲の不祥事、中傷記事に心痛 契約の経緯、役人から報告の記憶一切無い 小池百合子知事はその決断力発揮を

 ことの経緯を眺めていて私にはパスカルの言葉だったろうか「見る者は知らず。知る者は見えず」という名文句を思い出さぬ訳にいかない。

 ことの発端は前の世紀末にはすでに築地の市場は構築物に危険物質のアスベストが多量に含まれていて災害が起こって建物が倒壊したら大層危険だという意見が出て移転の計画は既定のものとなっていたようだ。

 その後移転先現地の所有者東京ガスの当事者と、都の当事者とのさまざまな折衝が行われ仮契約が調印され、さらに本契約の運びになったということで、議会の了承も得て一件落着しましたという事で私は知事として豊洲移転を了承したということだった。しかし今般都の顧問団からの書面での質問に答えるべく記憶をたどってみても、仮契約から本契約までの経緯の詳細について都の官僚から報告を受けた記憶は一切無い。特に今回都側からの質問の中にあった事の契約の中での重要事項の一つ「瑕疵(かし)担保責任の放棄」という重大事項に関する相談など全くありはしなかったし、誰が何の責任何の利益をかまえてこうした判断を下したかは正しく藪の中でしかない。

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