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【落語は「笑点」だけにあらず】破門に続き…名誉ある立川の亭号を剥奪 談志師匠もおびえた強者!?らく兵

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【落語は「笑点」だけにあらず】
破門に続き…名誉ある立川の亭号を剥奪 談志師匠もおびえた強者!?らく兵

らく兵 らく兵

 らく兵のエピソードを語るときに、必ずでてくるのが、大師匠にあたる立川談志師匠の話だ。入門してすぐに、談志師匠に紹介される前に、楽屋の前に立っていて、談志師匠が「あやしい奴がいる」と、おびえた表情で言ったという。らく兵も紹介される前で、どうあいさつしていいのか分からないままで、緊張して、ただ立っていた。お互いにびくびくしていたのだという。

 その談志師匠の出囃子「木賊刈(とくさがり)」の太鼓をたたけたことは思い出になっている。

 かつて一度、師匠、志らくをしくじって、「破門」になっている。1年で許されて、戻った。そうした苦労も味わっている。「落語が変わったことはないが、一生懸命やらないといけないと…うーん」と、らく兵は、そのイガグリの頭を何度もなでる。破門の間は、噺の稽古を続けていたが、それでも落語家を辞めるつもりはなかった。他の師匠のところに移ることも考えなかった。

 出身は宮崎市内だが、入門してから一度も宮崎には戻っていない。

 笑顔を撮らせてほしいと頼むと、一瞬笑ったが、すぐにまた気難しい顔に戻って、笑顔を思い出したように笑った。その笑顔が良かった。高座でも照れたような笑顔を見せることがある。

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