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【防衛最前線(89)】海上配備型迎撃ミサイルSM3ブロック2A PAC3と二段構えで北朝鮮の核ミサイルの本土攻撃を迎え撃つが…

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【防衛最前線(89)】
海上配備型迎撃ミサイルSM3ブロック2A PAC3と二段構えで北朝鮮の核ミサイルの本土攻撃を迎え撃つが…

海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル「SM3」=平成19年12月17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海自提供) 海上自衛隊のイージス艦「こんごう」から発射される海上配備型迎撃ミサイル「SM3」=平成19年12月17日正午すぎ、米ハワイ・カウアイ島沖(海自提供)

 北朝鮮による核ミサイルの脅威がかつてなく高まっている。今年に入って弾道ミサイルの発射は計21発。自衛隊は海上配備型迎撃ミサイル「SM3」と地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の二段構えでミサイル防衛(MD)態勢を構築しているが、特に現行のSM3ブロック1Aでは北朝鮮のミサイル技術進展に対応できない可能性も出てきた。

 たとえば、6月22日に発射された新型の中距離弾道ミサイル「ムスダン」は高度1千キロ以上に達する「ロフテッド軌道」で発射された。中距離弾道ミサイル「ノドン」(射程約1300キロ)などを対象としたSM3は、高高度からの落下速度に対応できない恐れもある。

 9月5日にはノドンとみられるミサイル3発が「ほぼ同時、ほぼ同地点」に落下したが、これも北朝鮮が日本国内に動揺を生み出すことを狙った可能性がある。現行のSM3ではミサイル飽和攻撃への対処能力が不安視されているからだ。

 こうしたMDの“死角”を防ぐことを期待されているのが、日米両国が共同開発を進めてきた次世代型の「SM3ブロック2A」だ。

 「北朝鮮の弾道ミサイル能力が一層向上する可能性を踏まえ、能力向上型迎撃ミサイルを新規取得することにしている」

 稲田朋美防衛相は9月14日の参院外交防衛委員会でこう述べ、不安の払拭に努めた。防衛省は平成29年度予算案概算要求にSM3ブロック2A取得費計147億円を計上しており、33年度までに配備する方針だ。

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