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【暮らしの注意報】あなたも危ない「スマホ巻き肩」って? やせにくくなる、息苦しい…様々な“新症例”相次ぐ 

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【暮らしの注意報】
あなたも危ない「スマホ巻き肩」って? やせにくくなる、息苦しい…様々な“新症例”相次ぐ 

スマホを操作する女性。画面を見るために背中を丸めた姿勢になりがち(ピップ提供) スマホを操作する女性。画面を見るために背中を丸めた姿勢になりがち(ピップ提供)

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 背を丸めた状態でスマホを長時間使うことが習慣化すると、通常の姿勢でも両肩が前に出る「巻き肩」になってしまうことがある。肩こりに悩む人に専門的な治療を行う肩こり研究所(目黒区)の丸山太地所長は「猫背はもちろんスマホの普及以前もあった。ただ、多くの情報を1台で得ることができ、ゲームやメッセージのやり取りもすべてできてしまうスマホは使用時間が長く、全体的に体を動かすことが減ってしまうことが問題なんです」と話す。

 例えば現在はかつて新聞や雑誌で得ていた情報をスマホで得ている人は多い。紙媒体を読む場合はページをめくるという動作が伴うが、スマホの場合は指先を動かすだけ。ページをめくる際に腕を動かすことで肩甲骨を動かし、周りの筋肉も使うが、スマホではそうした動作は行われない。「動作が減ることで筋力が低下する。すると知らず知らずのうちに、正しい姿勢を維持できなくなり、悪い姿勢が定着してしまう」と丸山所長は言う。同研究所には、最近20代の女性や10代の男性の患者も多く訪れている。「気分が優れない」「息苦しさが続く」と訴える人が多いという。

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 治療はマッサージや鍼、ストレッチといった処置と、立つ、座る、歩くといった基本的な動作を正しく行う生活指導と合わせて行う。

 スマホを長時間使い、目や肩が疲れたと感じたら、ストレッチを行って筋肉をほぐし、血流を改善することが効果的だ。お薦めは胸を広げる「背中式呼吸」。椅子に深く座り、頭の後ろに手を当てて、大きく3回深呼吸する。丸山所長は「頭の重さを使って大きく胸を広げ、より多くの空気を吸うイメージ。肩こりの改善には、ハードな運動よりも、普段の姿勢を意識して変えていくことが大切」と話している。

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