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【ビジネス解読】韓国の海運業界が崩壊の危機に瀕している! 最大手の破綻で国際物流はマヒ なぜこんな事態に陥ったのか?

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【ビジネス解読】
韓国の海運業界が崩壊の危機に瀕している! 最大手の破綻で国際物流はマヒ なぜこんな事態に陥ったのか?

米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同) 米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同)

 韓国内では「韓進海運だけでなく、現代商船など韓国の海運各社の存立基盤が揺らぐ。韓国海運業の崩壊懸念が現実となった」と危ぶむ声も浮上している。

 海外の海運会社による攻勢は釜山港の競争力を低下させるとの見方もある。韓進海運はこれまで中国、日本、東南アジアなどから小型貨物船で運んだ積み替え貨物を釜山港に集め、大型貨物船に移して米国に運んでいた。しかし、海外の海運会社は釜山港を利用せず、上海港などをハブ港湾とする可能性が大きい。

 韓進海運は2015年に韓国の貿易量の約7%を扱っており、破綻が韓国の貿易の障害となることへの警戒感も強まっている。

 韓国海洋水産開発院の梁昌虎院長は中央日報のインタビューに「1年半後からは国内輸出入業者は船を外国に依存しなければいけない」とし「韓進海運が消えれば日本や中国に高い運賃を支払うことになるだろう」と指摘した。

 韓進海運の破綻は世界の海運市場の勢力図を大きく塗り替えるのは間違いない。(本田誠)

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