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【ビジネス解読】韓国の海運業界が崩壊の危機に瀕している! 最大手の破綻で国際物流はマヒ なぜこんな事態に陥ったのか?

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【ビジネス解読】
韓国の海運業界が崩壊の危機に瀕している! 最大手の破綻で国際物流はマヒ なぜこんな事態に陥ったのか?

米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同) 米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同)

オーナー家のミス

 韓進海運が日本の会社更生法の適用に当たる「法定管理」をソウル中央地裁に申請したのは8月31日。ロイター通信によると、昨年末の負債額は5兆6000億ウォン(約5200億円)に上ったという。

 韓進海運は4月、政府系の韓国産業銀行(KDB)などでつくる債権団による「共同管理」を申請し、経営再建を進めてきた。だが、債権団は8月30日に、共同管理を9月4日の期限から延長しない方針を決定。経営再建には1兆ウォン超の資金が必要とされるが、韓進海運が示す資金負担額が債権団の要求に満たず、これ以上の支援は困難と判断した。

 フランスの調査会社の統計などでは、韓進海運はコンテナの積載能力で世界7位。その歩みは韓国海運業の歴史と重なる。

 中央日報などによると、同社は1977年に韓進グループ創業者の故趙重勲氏が国内初のコンテナ専用船会社として設立した。当時、航空業を軌道に乗せた趙氏は朴正煕大統領の勧めで海運業に参入。陸・海・空にわたる総合物流企業を目指した。

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