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【ビジネス解読】韓国の海運業界が崩壊の危機に瀕している! 最大手の破綻で国際物流はマヒ なぜこんな事態に陥ったのか?

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【ビジネス解読】
韓国の海運業界が崩壊の危機に瀕している! 最大手の破綻で国際物流はマヒ なぜこんな事態に陥ったのか?

米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同) 米カリフォルニア州の港で荷下ろしを待つ韓進海運の船(聯合=共同)

 韓国の海運業界が崩壊の危機にひんしている。同国最大手の韓進海運が8月末に経営破綻したためだ。あおりで国際物流は大きく混乱し、韓国の輸出にも悪影響が及ぶ懸念は強い。韓国内では日中の船に頼らなければ「貿易立国・韓国」も立ち行かなくなりかねないとの嘆き節も聞かれ始めている。

70隻以上が幽霊船に

 9月11日現在、韓進海運が保有するコンテナ船97隻のうち70隻以上が世界各地の海上で幽霊船のように漂っている。荷役費、燃料費などが支払えず、入港を拒否されているためだ。韓国メディアは、積み荷の総額は約140億ドル(約1兆4000億円)に上り、これらの荷降ろしには計千数百億ウォンかかると伝えている。

 韓進海運を抱える財閥、韓進グループの趙亮鎬会長は私費で400億ウォン(約37億円)の拠出を表明。グループ中核の大韓航空も韓進海運の資産を担保に600億ウォンを拠出する方針を示したが、社外役員から「大韓航空の株主の利益を侵害し、背任に当たる恐れがある」と指摘され、実際に拠出できるかどうかはわからない状況という。

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