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【月刊正論】「昭和天皇=レイプ犯」などというデタラメが世界記憶遺産となる悪夢が動いている 明星大特別教授 高橋史朗

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【月刊正論】
「昭和天皇=レイプ犯」などというデタラメが世界記憶遺産となる悪夢が動いている 明星大特別教授 高橋史朗

姜徳景『責任者を処罰せよ』(1995年/韓国・ナヌムの家「慰安婦」歴史館所蔵)「女たちの戦争と平和資料館」(東京)の入り口横に掲げられた慰安婦の絵画で絵画中央の木に縛り付けられた人物は昭和天皇とされる。昭和天皇をレイプ犯とした「女性国際戦犯法廷」の原点となった絵画だとされる(提供画像) 姜徳景『責任者を処罰せよ』(1995年/韓国・ナヌムの家「慰安婦」歴史館所蔵)「女たちの戦争と平和資料館」(東京)の入り口横に掲げられた慰安婦の絵画で絵画中央の木に縛り付けられた人物は昭和天皇とされる。昭和天皇をレイプ犯とした「女性国際戦犯法廷」の原点となった絵画だとされる(提供画像)

 この3060点の国家指定記録物には、慰安婦の口述記録、心理検査・記者会見・集会などの映像記録と写真、慰安婦の描いた絵などが含まれており、これらは元慰安婦が集まって生活している社会法人「ナヌムの家」で所蔵されている。国家記録院関係者は「歴史的、学術的な価値が非常に高いことから、国家指定記録物として指定されることになった」と述べているが、今回申請された、これらの日本軍慰安婦関連の記録物が果たして「世界の記憶」遺産としてふさわしいのかについては、冷静かつ慎重に議論する必要があるのではないか。

 ローマ法王フランシスコや村山富市元首相にその絵が送られた元慰安婦・金順徳(キム・スンドク)さんが描いた、韓国の伝統衣装を着た若い女性が兵士に手を取られて強制連行されている絵(「連行」と題した作品)も同国家指定記録物に含まれており、今回の共同申請の代表作品にもなっている。

 彼女は2003年4月4日に高槻市立総合市民交流センターで行った証言では、「日帝時代、『準看護婦』として韓国から連れられた」と述べているが、同年6月12日付朝日新聞では、「1937年、17歳のとき、『日本の工場で働く娘を募集している』という言葉に騙され、中国・上海の慰安所に連れて行かれた」と証言しており、証言が矛盾している。ちなみに、内地(日本)の企業が朝鮮での求人活動が許可されたのは、国家総動員法が成立した1938年からである。このような慰安婦証言の矛盾は枚挙にいとまないのが実態であり、厳密な検証が必要不可欠である。

 これらの元慰安婦の描いた絵は12歳の慰安婦証言とともに、韓国の高校近現代史教科書にも掲載されている。

 さらに「資料を読む-当時の天皇は軍隊慰安婦動員の最終責任者であり、有罪だ」と特筆して、以下の「女性国際戦犯法廷」判決文を掲載している。

 「軍隊慰安婦の生存者たちの証言や検事側が示した様々な資料を検討した結果、日本政府は拉致、誘拐、詐欺などを通して数多くの女性を強制動員、強姦するなど反人道主義的犯罪を犯したと認められる。戦争中の反人道犯罪は、時代を超越して戦犯として処罰可能だという立場で、裕仁前天皇に最終責任者として有罪を宣告する」 

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