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【月刊正論】「昭和天皇=レイプ犯」などというデタラメが世界記憶遺産となる悪夢が動いている 明星大特別教授 高橋史朗

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【月刊正論】
「昭和天皇=レイプ犯」などというデタラメが世界記憶遺産となる悪夢が動いている 明星大特別教授 高橋史朗

姜徳景『責任者を処罰せよ』(1995年/韓国・ナヌムの家「慰安婦」歴史館所蔵)「女たちの戦争と平和資料館」(東京)の入り口横に掲げられた慰安婦の絵画で絵画中央の木に縛り付けられた人物は昭和天皇とされる。昭和天皇をレイプ犯とした「女性国際戦犯法廷」の原点となった絵画だとされる(提供画像) 姜徳景『責任者を処罰せよ』(1995年/韓国・ナヌムの家「慰安婦」歴史館所蔵)「女たちの戦争と平和資料館」(東京)の入り口横に掲げられた慰安婦の絵画で絵画中央の木に縛り付けられた人物は昭和天皇とされる。昭和天皇をレイプ犯とした「女性国際戦犯法廷」の原点となった絵画だとされる(提供画像)

「昭和天皇=レイプ犯」の判決文が世界記憶遺産となる悪夢

 次に元慰安婦・姜日出(カン・イルチュル)さんが心理療法の中で描いた絵「焼かれる少女たち」を見ていただきたい。この絵は彼女が1943年に「義兄の告発を受けてやって来た警察と軍人によって中国の吉林省の慰安所に連れて行かれ」〈韓国挺身隊研究所編纂『中国に連れて行かれた朝鮮人軍慰安婦たち2』(図書出版ハンウル)〉、ひどい目にあった末、伝染病にかかったため、日本の兵士たちに火を付けられ殺されそうになったことを思い出して2001年に描いたものである。

 この絵と彼女が70歳になってからの口述記録を基にして作られたのが、韓国で359万人の観客動員を記録した映画「鬼郷」である。2014年10月27日付朝鮮日報は「姜さんは『日本の兵士たちは伝染病にかかった女たちを燃え盛る日の中に放り込み、生きたまま燃やして殺したが、かろうじて助かった』と証言した」と報じている。

 この場面が映画のクライマックスともいうべき衝撃のラストシーンとして、日本軍が少女たちを集団虐殺した後、死体に火を放つシーンとして描かれている。同映画は姜日出さんの証言に基づく実話であることを強調しているが、前述した彼女の証言録によれば、「日本軍は腸チフスにかかった女性たちを燃やすためにトラックに載せて運んでいたが、監視の目が緩んだすきをついて慰安婦たちは皆逃げ出した」と書かれている。

 このような心理療法の中で描かれた、元慰安婦の多くの絵が今回の共同申請に含まれているのである。2013年12月31日付朝鮮日報によれば、韓国の国家記録院は2008年から保存価値の高い民間の記録物を国家指定記録物として指定して、これらを復元・保存して後世に残す作業に取り組んでおり、同年12月30日に「日本軍慰安婦関連の記録3060点を国家指定記録物として新たに指定した」と発表した。

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