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【経済インサイド】上場企業の平均年収は6年連続増の622万円 それでも給与上がったと実感できない3つの理由とは…

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【経済インサイド】
上場企業の平均年収は6年連続増の622万円 それでも給与上がったと実感できない3つの理由とは…

 もっとも、企業側が政府、日銀の再三の賃上げ要請に応えた側面も大きい。

 安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」は、円安・株高で企業業績が改善し、その収益を賃上げに回せば、消費も回復し、企業も設備投資を積極化させる。こうなれば、経済の好循環が続くとの思惑があり、企業に賃上げを要請。安倍首相もさることながら、日銀の黒田東彦総裁も自ら正月に連合の賀詞交歓会に出席するなどして、賃上げムードの醸成づくりにいそしんだ。

 この結果、「終身雇用の日本での賃上げはリスク」と考える企業ですら重い腰を上げ、日本経済の景気回復のために賃上げに3年連続で協力した。

                 ◇

 では、賃上げが進んでも給与が上がらないと感じる理由は一体どこにあるのか、分かりやすくひもといてみる。

 ひとつは14年4月に5%から8%に引き上げられた消費税増税の影響だ。スーパーなどでの価格表示は、消費税込み、税抜きなどバラバラで、レジで清算すると、税金の多さに思わず驚くといった心理面も影響しているとみられるが、8%になったことで、税金が強く意識されたことは間違いない。

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