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【シン・ゴジラ】樋口真嗣監督がエヴァンゲリオンの盟友・庵野秀明総監督を語る「破壊しながら前に進む。彼こそがゴジラだった…」

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【シン・ゴジラ】
樋口真嗣監督がエヴァンゲリオンの盟友・庵野秀明総監督を語る「破壊しながら前に進む。彼こそがゴジラだった…」

「シン・ゴジラ」のワンシーン 「シン・ゴジラ」のワンシーン

 《東京が巨大生物に蹂躙(じゅうりん)される未曾有の事態に、政治家や官僚、自衛官らが全力で取り組む姿が見る者の胸を熱くする》

 住民たちがどうすることもできない国難が起こったとき、守り、支えてくれる人たち、ちゃんと仕事をする人たちを撮ろう、という気持ちがありました。組織として間違っていることもあるけれど、そこにいる真面目な人たちを真面目に描きたかった。

 脚本に関して、製作側からは、「もっと人間ドラマを増やしてほしい」など、いろいろな要求があった。だけど、そういうものをすべてそぎ落としたところに、今回の映画があると思っていました。

 ただ、これは難しい問題。庵野総監督と僕は、自分たちだけが喜ぶようなプライベートムービーを作りたいわけではなく、あくまで商品としての映画を作りたかった。だけど、彼らの要求をすべて受け入れると、今までと何も変わらなくなってしまう。その部分は闘いでした。

 《今回のゴジラは、シリーズ史上最大の全長118・5メートル。一切の感情が感じられないゴジラの不気味な動きは、狂言師・野村萬斎さんの動きのデータを取り込んだ。これは樋口監督のアイデアだった》

 今回のゴジラ(のような作風)では、人が中に入る着ぐるみを使うと破綻すると思いました。では、3DCGでゴジラを描くとして、それをどうやって動かすのか、と考えたとき、ゴジラに神が降りてくるための“依り代”が欲しかったんです。

 それで思い出したのが、「のぼうの城」(2012年)に出演してくれた野村さん。狂言の演目には、登場人物が「この世ならざる者」に出会う話が結構ある。野村さんなら、そういったものの動きについて、いろいろな引き出しを持っていると思いました。電話で野村さんに「ご興味あります?」と尋ねると、最初は「ええっ?」と驚いていたけれど、快諾してくださいました。

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