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【映画深層】高倉健がよみがえる マイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシら映画人の証言で実像に迫る「健さん」の日比遊一監督

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【映画深層】
高倉健がよみがえる マイケル・ダグラス、マーティン・スコセッシら映画人の証言で実像に迫る「健さん」の日比遊一監督

知られざる高倉健さんの人柄が浮かび上がる (C)2016 Team ”KEN SAN” 知られざる高倉健さんの人柄が浮かび上がる (C)2016 Team ”KEN SAN”

 実は生前の高倉健さんには一度も会っていない。だが憧れは人一倍強く、マイケル・ダグラスやマーティン・スコセッシら世界の錚々(そうそう)たる映画人を引っ張り出して、高倉さんの魅力を語ってもらった。「富士山も遠くから見た方がいいと言うでしょ。やっぱり憧れの人には会わない方がいいんです」と、8月20日公開のドキュメンタリー映画「健さん」を手がけた日比遊一監督(51)は充実した表情を浮かべる。(藤井克郎)

M・ダグラスに20通の手紙

 「健さん」は、平成26年11月に83歳で他界した映画スター、高倉健さんの人柄と業績を、多くの関係者の証言と生前の肉声で浮かび上がらせたドキュメンタリーだ。その証言者の顔ぶれがすごい。「幸福の黄色いハンカチ」の山田洋次監督や「駅/STATION」の降旗康男監督、「人生劇場 飛車角」の沢島忠監督ら高倉さんの出演作品を手がけた映画人に、梅宮辰夫や八名信夫、中野良子といった共演者、さらには映画の裏方、映画評論家、元付き人、それに高倉さんの実の妹も出演している。

 日本人ばかりではない。海外からは「ブラック・レイン」で共演したマイケル・ダグラスに撮影監督を務めたヤン・デ・ボン、「単騎、千里を走る。」で共演のチューリンのほか、マーティン・スコセッシ監督にジョン・ウー監督、韓国の俳優、ユ・オソンと、高倉さんと直接の接点がない大物たちもその魅力について大いに語っている。

 「お前、誰だ?っていわれても仕方がないと思ったが、自分にしかできない作品を残したかった」と話す日比監督によると、スムーズにコンタクトが取れた人はほとんどおらず、マイケル・ダグラスなどは20通もの手紙のやりとりを通して自分のことを分かってもらい、ようやく出演にこぎ着けたという。

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