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【桜井紀雄が見る劇場型半島】韓国のTHAAD配備に対する中国の報復が始まった! 蜜月は何処へ…朴槿恵大統領は夜も眠れぬ日々

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【桜井紀雄が見る劇場型半島】
韓国のTHAAD配備に対する中国の報復が始まった! 蜜月は何処へ…朴槿恵大統領は夜も眠れぬ日々

THAAD配備に反対するデモを行う人々=7月、ソウル(AP) THAAD配備に反対するデモを行う人々=7月、ソウル(AP)

 メディアの中でも、保守系紙の東亜日報は、社説で「『事大外交』で『売国行為』という批判は避けられない」と指摘し、親中傾向の強い左派系紙、ハンギョレは、THAAD反対派を批判した朴大統領について、逆に「THAADを口実に、本格的な『世論の分裂』に乗り出している」と論じている。

 反対派は、米ホワイトハウスの請願サイトへTHAAD配備撤回を求める署名をするようにも呼びかけ、10日には署名者が10万人を超えたという。1カ月以内に10万人以上の署名が集まれば、米政府が公式回答を示す必要がある。イデオロギー色の強い問題を米国にまで持ち出すやり口は慰安婦問題でも見られたことだ。

 ただ、THAAD問題では一つの党内でも一枚岩ではない。共に民主党非常対策委員会の金鍾仁(キム・ジョンイン)代表は、そもそも6議員の訪中に否定的で、「反対するなら、代案を出さなければいけない」と反対一辺倒でもない。

 一方の与党側も、THAADが配備される周辺地域選出の議員は反対に回っている。「THAADが出す電磁波で健康を害する」というデマがまことしやかに流布され、住民の間で、反対デモが盛んに行われている。

 まさにTHAAD配備をめぐって国論が二分している状況が、中国に付け入られる隙を生んでいるといえる。

 中国国営の新華社通信が「THAAD配備は米国の利益に基づくものだ。韓国政府は、米国の戦略のわなにはまった」と主張する丁世鉉(チョン・セヒョン)元統一相のインタビューを配信するなど、中国は、韓国国内の反対派の元政府高官や専門家を盛んにメディアに登場させている。

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