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【金正日秘録セレクション(6)】発覚した「太っちょグマ」こと金正男暗殺計画 高英姫は「事故」で重体 後継者めぐる暗闘の行方は…

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【金正日秘録セレクション(6)】
発覚した「太っちょグマ」こと金正男暗殺計画 高英姫は「事故」で重体 後継者めぐる暗闘の行方は…

拘束された後、強制退去のため、成田空港に姿を見せた金正男 =2001年5月4日(早坂洋祐撮影) 拘束された後、強制退去のため、成田空港に姿を見せた金正男 =2001年5月4日(早坂洋祐撮影)

※この記事は8月1日発売の『金正日秘録 なぜ正恩体制は崩壊しないのか』(龍谷大学教授・李相哲著、産経新聞出版)から抜粋しました。ネットでのご購入はこちらへ。

 金正日(キム・ジョンイル)の2001年夏の長期ロシア訪問では、秘書らしき若い女性の姿が目撃された。案内役を務めたロシア極東連邦管区大統領全権代表、コンスタンチン・プリコフスキーは、手記に「彼女はとても魅力的だった。私が金正日と話すとき、いつも隣に座っていた」と記している。

 プリコフスキーは、韓国メディアの取材に、女性は正日の長女、金雪松(ソルソン)だったと答えた。正日の正妻、金英淑(ヨンスク)との娘で当時、26歳。露日刊紙、コメルサントは「品位にあふれ、美しく、教養があり、父(金正日)の個人秘書として活動し、中佐という軍人の階級を持っていた」と報じた。

 父のスケジュールや健康の管理を任されていたとみられ、北朝鮮女性には珍しい、腰まで届く長い髪が清楚(せいそ)さを醸し出していた。

三男と末娘は「政治に関心が強い」

 プリコフスキーとの雑談で、金正日は「娘(雪松)も後継者(候補)の一人だ」と話し、家族の写真を見せながら続けた。

 「私には、(他に)4人の子供がいるが、下の2人が政治に関心が強い。上の2人は政治には無関心だ」

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