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【山の日スペシャル(上)】19歳の女子大生アルピニスト・南谷真鈴さん 「山は日常から解放される場所なんです」

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【山の日スペシャル(上)】
19歳の女子大生アルピニスト・南谷真鈴さん 「山は日常から解放される場所なんです」

7大陸最高峰制覇を果たした南谷真鈴さん(ユニクロ提供) 7大陸最高峰制覇を果たした南谷真鈴さん(ユニクロ提供)

 次に目を付けたのが世界最高峰エベレスト。きっかけは同年代のネパールの少女がエベレストに登頂したことを伝える記事だった。「私もいつかやってみたいと。この女の子がこんなに頑張っている姿を見て、自分は一体何をしているんだろうと思った」と振り返る。

 エベレストへの挑戦が始まった。ジムでランニングマシーンを使ったウエイトトレーニングに励んだ。傾斜を最もきつくし、30キロの荷物を背負い、平日は1、2時間。週末であれば山に行き、行けないときはジムで5時間みっちり。傾斜度3・5~7というのは、「階段を上るのを傾斜にしたような感じ」(南谷さん)。登山の安全性を高めるため、つらいトレーニングを続けた。

 7大陸最高峰への挑戦はエベレストのトレーニングの一環だった。昨年1月、南米アコンカグアに登頂。以降、アフリカ・キリマンジャロ(同7月)▽オーストラリア・コジオスコ(同12月)▽南極・ヴィンソン・マシフ(今年1月)▽ヨーロッパ・エルブルス(同3月)と順調にこなした。

 そして今年5月、エベレストへの60日間かけた長い遠征。悪天候でいったん後退した末の挑戦で頂上が見えた瞬間、頭によぎったのはトレーニングの日々だった。「景色はとても美しかったし、涙が止まらなかった。ああ、やっとこの瞬間が現れたと。喜び、爽快感、満足感のある一日でした」。アコンカグア以降、7月に北米デナリを登頂するまでにかけた時間はわずか1年半だった。

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