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【ローカルプレミアム】なぜ奴らは壊すのか イノシシが渡良瀬川の堤防破壊 猪突猛進ではないその意外な手法とは

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なぜ奴らは壊すのか イノシシが渡良瀬川の堤防破壊 猪突猛進ではないその意外な手法とは

イノシシ イノシシ

 栃木、群馬両県を流れる渡良瀬川の堤防が、イノシシの被害を受けている。国や関係自治体が連携し、捕獲わなの設置などに取り組むことになったが、文字通り猪突猛進で堤防に体当たりかと思いきや、その手法は意外なものだった…。

 栃木県の足利、群馬県の桐生の両出張所管内の堤防被害は、平成25年度の367件から26年度675件、27年度933件と急増している。特に秋、冬の被害が顕著で、27年度は54頭が目撃され、18頭が捕獲された。

 イノシシは、渡良瀬川を数頭で連れ立って歩く姿が目撃され、堤防や土手を掘り返す被害が確認されている。

 堤防や土手を掘り返すのは、堤防を壊すのが目的ではない。生えている植物の根やミミズなどを食べるためだ。畑の作物被害と同様、土を埋め戻ししてもまた、荒らされてしまうというイタチゴッコの状況が続く。

 掘り返されると、表面が軟らかくなったり凹凸ができたりして増水時に崩壊しやすくなる恐れがある。

 国は、被害を抑えるために、法面(のりめん)に土木シートなどを設置したり、イノシシのすみかになる雑木林を伐採したりするほか、周辺自治体と協力し、わなや柵を設置するなどの対策を急いでいる。

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