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【科学・流行するジカ熱】ウガンダの森から世界に拡大…リオ五輪機に日本でも感染の恐れ ギラン・バレー症候群との関連指摘する声も

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【科学・流行するジカ熱】
ウガンダの森から世界に拡大…リオ五輪機に日本でも感染の恐れ ギラン・バレー症候群との関連指摘する声も

 蚊が媒介するジカ熱の感染が中南米で拡大している。8月5日にブラジルで開幕するリオデジャネイロ五輪を機に、日本にウイルスが持ち込まれ感染が広がる恐れも指摘されており、警戒が必要だ。(草下健夫)

                   

 ■球形のウイルス

 ジカ熱のウイルスは日本脳炎やデング熱のウイルスと同じ「フラビウイルス科」の仲間。直径40~50ナノメートル(ナノは10億分の1)の球形で、表面を覆うタンパク質の膜にある多数の突起を使い、ヒトなどの細胞に吸着して感染する。

 内部には遺伝情報が書き込まれたRNAと呼ばれる核酸が1本ある。RNA1本を持つウイルスは一般に変異しやすいとされるが、インフルエンザなどと比べると変異しにくいタイプという。

 潜伏期間は2~12日。38・5度以下の発熱のほか発疹、結膜炎、筋肉痛、頭痛などが起きるが軽症で、2~7日で治る。ただ妊婦が感染すると、胎児の脳が十分に育たない小頭症になる恐れがある。流行地域では身体がまひするされている。

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