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【熊本地震3カ月】フジテレビ・伊藤利尋アナが「われわれの取材を不快に思われた方もいらっしゃるかも」とお詫びした真意を聞いた…

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【熊本地震3カ月】
フジテレビ・伊藤利尋アナが「われわれの取材を不快に思われた方もいらっしゃるかも」とお詫びした真意を聞いた…

熊本地震報道について語るフジテレビアナウンサー・伊藤利尋さん=7月5日、東京都港区(春名中撮影) 熊本地震報道について語るフジテレビアナウンサー・伊藤利尋さん=7月5日、東京都港区(春名中撮影)

 「マスコミの取材を不快に思われた方には、心よりおわび申し上げます」-。熊本地震発生直後から現地に入り、約2週間、リポートを続けたフジテレビの伊藤利尋アナウンサー(44)。4月29日夕の報道番組「みんなのニュース」では、被災した視聴者に、そう「おわび」を口にする場面もあった。同日の現地リポートの最後、「なかなか次のステップに踏み出せない被災地の苦しみを、熊本からお伝えしてきたつもりですが、われわれの取材を不快に思われた方もいらっしゃったかもしれません」と切り出し、「どう取材し、何をお伝えすべきか、葛藤の毎日でした」と告白。その真意を聞いた。(三品貴志)

「被災地に寄り添っているか」と反省

 私は去年の春から「みんなのニュース」のキャスターを担当しています。それまでは情報番組やバラエティー番組の仕事がほとんどでしたから、本格的な「報道」の仕事に注力するようになり、1年と少しが経ったところです。

 今回の熊本地震で、4月14日夜の前震を受け、私たちはその翌日に現地入りしました。16日の本震を私たち自身も経験し、めまぐるしく変わる状況を取材、放送してきました。報道のキャリアの浅い私にとって、今回の地震は、非常に重い経験になりました。

被害のどこを切り取り、何を伝えるか

 〈伊藤アナは本震後、災害家屋から住民が救助される様子を伝えたのをはじめ、被害や物資不足の現状などをきめ細かくリポート。系列局のテレビ熊本(TKU)が地元ニュースを担当する一方、伊藤アナのチームは主に、全国ネットの放送を担当した〉

 発災から3日、1週間、2週間…と経つにつれて、伝えるテーマも自ずと変化していきました。そして、時間が経てば経つほど、各地で発生した数々の被害や事象から、どこを切り取り、自分たちが何を伝えるべきか、悩みも募っていきました。

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