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【冤罪 田中角栄とロッキード事件の真相】米国の敏腕弁護士は言った「この事件には陰謀が絡まっている。底が深すぎるし、奇々怪々だ」

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【冤罪 田中角栄とロッキード事件の真相】
米国の敏腕弁護士は言った「この事件には陰謀が絡まっている。底が深すぎるし、奇々怪々だ」

片手を上げる普段のポーズで東京地検に入る田中角栄元首相=昭和51年7月27日(広沢淳夫撮影) 片手を上げる普段のポーズで東京地検に入る田中角栄元首相=昭和51年7月27日(広沢淳夫撮影)

 --1審での懲役4年、追徴金5億円という有罪判決を田中はどう受け止めたのか

 「田中は判決に向かうとき、無罪だと信じていた。しかし、有罪判決が出て司法に対する憤りに満ちていた。裁判所から帰ってくると、自宅事務所の会議室に駆け付けた国会議員だけを入れ、『総理大臣経験者としての私が、このような罪を、このような形で受けることは、国民に申し開きのしようがなく、名誉にかけて許せない』と演説をした。その後の田中は派閥をどんどん大きくして、自民党を完全に支配した。その異常なまでの執念の背景には、首相というポストを傷つけてしまったという反省と、自分の無実をかならず晴らすという意地があったのだと思う」

 --事件をめぐっては日米政府の陰謀説もある

 「米国の政権は自分の思い通りになると思っていた日本を、日中国交正常化や資源外交などで独自の道に進めようとした田中を追い落とそうとした。田中は『(当時国務長官だった)キッシンジャーにやられた』ということを私にも言っていた。一方、日本側では事件当時の首相の三木武夫が、自分の政権基盤を強化しようとして、事件を機に田中を葬り去ろうとした。それに歩調を合わせて裁判所や検察という司法が、異常な執念と思い上がりから、首相経験者を仕留めようとした。そこへマスコミが追い打ちをかけ、世論は田中を罰することが日本の民主主義を救うことになるというムードになってしまった。これは歴史的に検証されなければならないことだと思う」

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