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【iRONNA発】SEALDsの限界 「少数エリート」の声では大衆には響かない 田中俊英氏

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【iRONNA発】
SEALDsの限界 「少数エリート」の声では大衆には響かない 田中俊英氏

「打倒安倍政権」を掲げたSEALDsの活動は「限界」があった 「打倒安倍政権」を掲げたSEALDsの活動は「限界」があった

 「打倒安倍政権」を旗印に結成された学生団体「SEALDs(シールズ)」の熱狂とは何だったのか。野党共闘に一定の影響力を示し、政治の舞台で存在感を発揮したことは間違いない。ただ、参院選は与党(自民・公明党)の圧勝に終わり、シールズは解散する。彼らの活動が「限界」に終わった理由を読み解く。(iRONNA)

                   ◇

 恐らく、シールズとは現代の「エリートな若者」の一部を象徴する人々のことだ。それは「学年人口」「意識高い系」「ミドルクラス」という3要素でくくられるのではないだろうか。

 まずは「学年人口」。若者の数が多ければ、シールズは従来の若者らしく大暴れすればいい。だが、残念ながら今は若者が少数派になってしまった。たとえ18歳以上に選挙権が与えられても、たった240万人であり、団塊世代の1学年よりも少ないというありさまだ。

「いちご白書」

 若者は「弱者」というよりは「少数派」なのだ。シールズがいくら大きな声で主張しても、学年人口で団塊世代の半分にすぎない。要するに、「いちご白書」のような学生闘争も若者の間では共感を呼ぶかもしれないが、社会的には影響力が低いのもまた事実である。

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