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【海外トピックス】「ヒマラヤのバイアグラ」冬虫夏草が乱獲と気候変動で激減していた!

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【海外トピックス】
「ヒマラヤのバイアグラ」冬虫夏草が乱獲と気候変動で激減していた!

「ヒマラヤのバイアグラ」の異名を取る冬虫夏草。ネパールではヤルサグンバと呼ばれる。コウモリ蛾の幼虫に寄生する菌類の一種だ 「ヒマラヤのバイアグラ」の異名を取る冬虫夏草。ネパールではヤルサグンバと呼ばれる。コウモリ蛾の幼虫に寄生する菌類の一種だ

 だが、近年は収穫量が減少。ネパール西部バグダンダでは、5月~7月のシーズンには毎年数千の牧畜民らが採集に訪れていたが、今年は数百人単位に激減した。

 現地の農家の男性(43)は同紙の取材に対し、今シーズンは家族6人で400本ぐらいしか採集できないだろうと見積もった。この数は昨年に比べ200本、一昨年に比べ500本少ないという。

 採集量減少の原因について、同紙は、需要増に伴う乱獲のほか、専門家や現地住民の見方として、地球温暖化や降水量の減少などを指摘した。

 中国でも採集量は減っている。甘粛省の地元紙「甘粛日報」(電子版、21日)は、中国の冬虫夏草の採集量の6割を占める青海省の現状を報告。同省玉樹チベット族自治州の業者の話として、今年の採集量が普段の3分の1から2分の1に減ったことや、500グラム当たりの価格が今年、昨年の6万元から、7万元(約108万円)に高騰したことを伝えた。

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