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【スクリーン雑記帖・予告編つき】知的障害者が奏でる、心地よくも“不ぞろいな”音楽…記録映画「幸福は日々の中に。」が公開中

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【スクリーン雑記帖・予告編つき】
知的障害者が奏でる、心地よくも“不ぞろいな”音楽…記録映画「幸福は日々の中に。」が公開中

派手な衣装を着て演奏会に臨む音楽隊「otto&orabu」の園生ら。右は施設長の福森伸さん(映画「幸福は日々の中に。」から) 派手な衣装を着て演奏会に臨む音楽隊「otto&orabu」の園生ら。右は施設長の福森伸さん(映画「幸福は日々の中に。」から)

 知的障害者に対する世間一般の偏見や先入観を変えた記録映画というと、1974年の「ねむの木の詩(うた)」が思い浮かぶ。静岡県内の養護施設「ねむの木学園」の日常に迫った作品で、園長の女優、宮城まり子が自らメガホンをとった。東京・神田神保町の岩波ホールで上映した元総支配人の高野悦子さん(1929~2013年)は宮城監督について「至難といわれる養護施設の仕事を、彼女の得意とする芸術的感性の世界に引き寄せ、従来の常識的な教育では不可能だった人間教育を成功させた」と指摘した(高野悦子編「エキプ・ド・シネマ」より)。

 この言葉は、福森さんにも当てはまる。福森さんは「1973年の設立当初は不安だらけでしたが、園生らが自分の考えを思い思いに表現することが間違いではなかったと、最近では確信するようになりました」と満足そうにほほ笑んだ。(伊藤徳裕)

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