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【リーダーの素顔】ドラクエ30年 びっくり箱を作る「旅」は続く スクウェア・エニックス・ホールディングス社長 松田洋祐さん

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【リーダーの素顔】
ドラクエ30年 びっくり箱を作る「旅」は続く スクウェア・エニックス・ホールディングス社長 松田洋祐さん

インタビューに答えるスクウェア・エニックス・ホールディングスの松田洋祐社長 =東京都新宿区(納冨康撮影) インタビューに答えるスクウェア・エニックス・ホールディングスの松田洋祐社長 =東京都新宿区(納冨康撮影)

 --30周年を記念して、どのようなプロジェクトを展開するのでしょうか

 「すぎやまさんが自ら指揮する交響楽団のコンサート、関連CDや書籍の販売のほか、7月~8月には、ホールを海や洞窟などに見立て、ドラクエの世界を体験できる観客参加型の『ライブスペクタルツアー』も全国5都市で開催します。来年5月下旬までに第11作目となるシリーズ最新作も発売する予定です」

 --18年前に公認会計士から旧スクウェアへ転職しました。“冒険”だったのでは

 「事業会社で財務を担当したいという思いがあり、中でもエンターテインメントビジネスには興味がありました。ゲームは映画と同じで、リスクが高い。リスク分散や資金調達などに自分の財務ノウハウを生かしたいと思いました」

 --平成25年3月期には旧スクウェアと旧エニックスが合併して以来初の営業赤字を計上しました

 「私が入社した当時は、家庭用ゲーム機が全盛でしたが、インターネットの進化でソーシャルゲームやオンラインゲームが普及し始め、それらへの対応が遅れてしまいました。翌年に黒字転換できたのは、クリエーターの才能や力を最大限に引き出すための投資をしたからです。現在は営業利益の最高益更新を目指し、将来的には500億円を達成したいと考えています」

 --どういう企業を目指しますか

 「社内ではいつも、『ビックリ箱のような作品を作れ』と呼びかけています。エンターテインメント企業は、ユーザーの想像や期待を超えた驚きや新しい体験を提供するのが仕事です。これは、どんな時代になっても変わりません」

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