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【舛添知事公私混同疑惑】美術館・博物館の視察は39回でも保育・介護施設はゼロ はげ落ちた「現場主義」 

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【舛添知事公私混同疑惑】
美術館・博物館の視察は39回でも保育・介護施設はゼロ はげ落ちた「現場主義」 

記者の質問を受ける舛添要一・東京都知事=27日午後、東京都新宿区(山崎冬紘撮影) 記者の質問を受ける舛添要一・東京都知事=27日午後、東京都新宿区(山崎冬紘撮影)

「バランス欠く」「見識問われる」

 日本大の岩井奉信(ともあき)教授(政治学)は「文化振興も重要な施策の一つとは思うが、他の分野に比べ、頻度が多く、バランスを欠いた印象だ。趣味ではないかと疑われる余地がある。事前に日程を公表せず、『お忍び』で行くのも、やましいところがあるからではないか」と指摘する。

 また、保育・介護施設の視察がなかったことについては「厚労相の経験者であり、現場には詳しいつもりなのかもしれないが、1年に1回もいかないのは疑問」とした上で、「自らが視察し、その姿を報道を通じて都民に示すことで、一定のPR効果もあるはずで、政治家としての見識を問われる」と述べた。

 舛添知事をめぐっては、保育所不足などに悩む新宿区の都有地約6千平方メートルを、韓国人学校の増設のために韓国政府に貸し出す方針を固めており、「なぜ都民のための福祉より、韓国人学校を優先するのか」と批判の声が、都庁に多数寄せられている。

 舛添氏はこうした批判についての見解を聞いた報道陣に「なんでもかんでも保育園のニーズ、ニーズ。都有地を国際親善に使うことが問題なのか」などと反論しているが、都内の待機児童は27年4月現在、なお7814人おり、解消していない。

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