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【舛添知事公私混同疑惑】美術館・博物館の視察は39回でも保育・介護施設はゼロ はげ落ちた「現場主義」 

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【舛添知事公私混同疑惑】
美術館・博物館の視察は39回でも保育・介護施設はゼロ はげ落ちた「現場主義」 

記者の質問を受ける舛添要一・東京都知事=27日午後、東京都新宿区(山崎冬紘撮影) 記者の質問を受ける舛添要一・東京都知事=27日午後、東京都新宿区(山崎冬紘撮影)

“お忍び”の訪問 ほぼ全てで公用車

 日程表によると、舛添氏は成27年5月~28年4月、「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」(江戸東京博物館)や「最後の印象派展」(損保ジャパン美術館)などを計39回視察。展覧会が開かれるたびに視察を行い、同じ美術館を何度も訪れていた。

 30分から1時間ほど滞在するケースが多く、最長は昨年5月の「ルーブル美術館展」(国立新美術館)の1時間40分。知事専用の公用車の運行記録と付き合わせると、ほぼ全てで公用車を利用していた。

 しかも、こうした日程はいずれも一般にはオープンにされず、“お忍び”で訪れていた。

 一方、美術展以外の視察は計15回にとどまる。「東京ロボット産業支援プラザ」「『東京防災』と『防災ノート』を活用した授業」「水上タクシー試乗」など交通・防災・ロボット関連が目立つが、中には「日本観賞魚フェア」といった“金魚好き”として知られる舛添氏の個性を反映した視察も交じる。

 その一方で、最大の選挙公約だった「福祉」分野の視察は見当たらない。保育と介護のダブル待機も問題視される都内の保育所や介護施設の視察は1件もなかった。

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