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【岡田浩明の社民党哀歌】吉田忠智党首は行くも地獄、戻るも地獄… 「タダトモの乱」瞬時に鎮圧 残るは瑞穂姫の高笑いだけ…

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【岡田浩明の社民党哀歌】
吉田忠智党首は行くも地獄、戻るも地獄… 「タダトモの乱」瞬時に鎮圧 残るは瑞穂姫の高笑いだけ…

参院本会議を終え廊下を歩く、社民党の福島瑞穂副党首=1日午前、国会(寺河内美奈撮影) 参院本会議を終え廊下を歩く、社民党の福島瑞穂副党首=1日午前、国会(寺河内美奈撮影)

 今年2月には吉田氏ら社民党と民進党の組織内候補を支援する自治労の川本淳委員長が吉田、又市両氏に対し、民維合流を念頭に「社民党はどうするのか」と聞いた。だが、社民党はその後の常任幹事会で、理念や基本政策の違いから合流しない方針を確認した。

 それでも、吉田氏は選択肢の一つとして温め続けていた。小林節慶応大名誉教授が提唱していた他党との統一名簿方式の実現が不透明な情勢も拍車をかけた。

 これまで社民党と民進党の組織内候補を支援してきた自治労の思惑も絡む。社民党に加え、民進党の党勢も低迷し、このままでは吉田氏と民進党の組織内候補の江崎孝氏の2人とも参院選で落選しかねないとの危機感があり、合流に前向きとされた。

 ところが、吉田氏の合流発言に、吉田氏の地元、大分県を含む社民党系自治労の地方組織が猛然と反発した。党幹部も「合流しても2人とも当選するかは疑問だ」との指摘もあり、吉田氏の合流構想は最初から現実味に乏しかったといえる。

 社民党は今回の参院選で政党要件の一つである「国会議員5人以上」を欠いた場合でも、前回参院選で得票率2%以上に届いており、政党要件を失わない。だが、合流構想は頓挫、統一名簿方式も困難。残された選択肢は単独路線-。

 「座して死を待つより立って闘う決意を!」

 2月20日の社民党大会で又市氏は参院選に向けて気勢を上げたが、前身の社会党結党から71年の歴史を誇る“護憲政党”に、明るい未来はみえない。

 「今から思えば合流していても良かったと思うけどね…」。参院選まで約1カ月半。党関係者のぼやきはもはや「後の祭り」だ。

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