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【検証・文革半世紀(4)】報道の自由の行方は…記者、習主席視察時に「われわれは党の代弁者 どうぞ検閲を」のプラカード掲げる

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【検証・文革半世紀(4)】
報道の自由の行方は…記者、習主席視察時に「われわれは党の代弁者 どうぞ検閲を」のプラカード掲げる

 「メディアは党と政府の宣伝の拠点であり、党の代弁者でなければならない」

 習近平は2月19日に人民日報、新華社、中央テレビの3大官製メディアを相次いで視察し、こう強調した。「棒」の一つである「ペン」に対する党の絶対的な支配が揺らいだという危機感がにじむ。

 中央テレビの幹部はこのとき、「われわれは党の代弁者であり、絶対に忠実ですから、どうぞ検閲してください」というプラカードを掲げ、話題となった。

 習政権は同時に、メディア各社への人事介入を強化した。ネットのニュースサイトの管理も強化され、娯楽の要素を減らして指導者の動向を毎日、ポータルサイトのトップニュースに置くことを義務付けた。

 一連の“改革”で、習のメディアへの露出が増えた。「気骨ある優秀な記者が別の業界に流れてしまう」という懸念も聞かれるが、メディアは「党の喉と舌」たるべしという伝統の信念の前では、真の報道の自由は望むべくもない。

      (敬称略)

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