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【経済インサイド】消費税の次は砂糖税か!? 欧米諸国が続々導入 日本政府でもいよいよ議論の俎上に上がったが…

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【経済インサイド】
消費税の次は砂糖税か!? 欧米諸国が続々導入 日本政府でもいよいよ議論の俎上に上がったが…

 とはいえ、世界保健機関(WHO)が推奨する1日あたりの糖分摂取量は摂取カロリーの5%未満。砂糖に換算すると25グラム(小さじ6杯分)に相当し、約40グラムの砂糖が含まれる炭酸ジュース1本でアウトとなる。誰しも砂糖の過剰摂取が身近な生活をする中、課税によって砂糖の摂りすぎを抑制し、糖尿病などの病気を防ぐとともに、拡大の一途をたどる医療費を抑えて安定した健康医療財源の確保につなげるという筋書きとみられる。

 遡ると、日本でもかつては砂糖はぜいたく品とされ、明治34年に砂糖消費税が課され、平成元年の消費税導入に伴って廃止された。一方、健康リスクがある嗜好品には、たばこであれば1本約12円、お酒は種類によって違うがビールには350ミリリットル缶で77円の間接税が消費税とは別に課されている。同じく嗜好品の砂糖は消費税だけだとの指摘があるのも事実だ。

日本では珍税の域を出ない?

 しかし、有識者会議の提言を受けてその後、政府が砂糖税についての具体的な政策の検討を行った形跡はない。提言書が出た後、厚労省は「農林水産省からこっぴどく絞られましたよ」と担当者は振り返る。

日本では“珍税”の域を出ない砂糖税

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