産経ニュース

【経済インサイド】消費税の次は砂糖税か!? 欧米諸国が続々導入 日本政府でもいよいよ議論の俎上に上がったが…

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【経済インサイド】
消費税の次は砂糖税か!? 欧米諸国が続々導入 日本政府でもいよいよ議論の俎上に上がったが…

 これらのいずれも課税の狙いは「たばこ税」や「酒税」と同じで、国民の健康リスクの低減だ。嗜好品に対する課税によって過剰な摂取を抑制して健康を増進するとともに、政府の税収の一助にもなる。

 だが、実際は必ずもうまくいっていない。デンマークでは脂肪税は導入1年後の12年に廃止に追い込まれた。食品価格が高騰して近隣国に国民が買い物に行くようになってしまい、期待した効果が得られなかったからだ。米バークレー市のソーダ税も同様の理由で機能しないとの指摘もある。

日本でも有識者会議が砂糖税を提言

 「砂糖に課税してはどうか」。日本でこう提案がなされたのは、厚生労働省の有識者会議「保険医療2035策定懇談会」が昨年6月にまとめ、塩崎恭久厚労相に提出した提言書だ。

 提言書は2035年に日本を健康先進国にするために、中長期的な健康対策や医療制改革が盛り込まれているが、その中に「たばこ、アルコール、砂糖など健康リスクに対する課税を社会保障財源とすることも含め、あらゆる財源確保策を検討していくべきである」と明記された。会議は合計8回行われたが内容は非公表であり、どの有識者が提案し、どういう経緯で砂糖税についても提言に盛り込まれたのかは不明だ。

「ニュース」のランキング