産経ニュース

【ことばの注意報】感情表現は「キモい」「ウザい」「ヤバい」3ワードのみ 子供たちのボキャ貧が深刻化 大学生も…

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【ことばの注意報】
感情表現は「キモい」「ウザい」「ヤバい」3ワードのみ 子供たちのボキャ貧が深刻化 大学生も…

小学5年生向けの「ことばしらべ」のドリル。左側のものを書いた子供は、親以外の大人と過ごす時間が多く、語彙が豊富だ(一部写真を加工しています) 小学5年生向けの「ことばしらべ」のドリル。左側のものを書いた子供は、親以外の大人と過ごす時間が多く、語彙が豊富だ(一部写真を加工しています)

 だが、矢野さんは「ラインでのやり取りに代表されるように、相手の心に踏み込まず、本音で交わす会話が少ない。本音を出せる環境の少なさは子供にとっても不幸だ」と指摘する。4月に出版した『LINEで子どもがバカになる』(講談社+α新書)では、「比喩が理解できない」「季節感がわからない」といった例を挙げながら、子供たちの日本語運用能力、さらには取り巻く環境にも警鐘を鳴らした。

 他者の視点や立場に配慮し、正しい言葉を使えるようになるために、また読解力を伸ばすために、矢野さは小学5、6年の子供たちに「ことばしらべ」という課題を出している。例文のなかから、少し難しい言葉を抜き出し、辞書でその意味を調べて書き出した上で、その言葉を使った文を作らせるものだ。語彙が増えると同時に、最初は多少おかしい文を作る子供も、添削を繰り返すことで徐々に誰が読んでも意味のわかる文を作れるようになる。

 もう一つは日記をつけること。それも「楽しかった」「悔しかった」だけではなく、1日の出来事を、丁寧に文章にすることを勧める。「スマートフォンで打つのではなく、紙に書き付けることです。続けるうちにオリジナリティーのある表現が身につく」。親も子供に迎合せず、なるべくたくさんの言葉で子供に接することが大切だという。

このニュースの写真

  • 感情表現は「キモい」「ウザい」「ヤバい」3ワードのみ 子供たちのボキャ貧が深刻化 大学生も…
  • 感情表現は「キモい」「ウザい」「ヤバい」3ワードのみ 子供たちのボキャ貧が深刻化 大学生も…

「ニュース」のランキング