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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】総選挙でボロボロの朴槿恵大統領は政権末期お決まりのポピュリズムに走るのか?

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
総選挙でボロボロの朴槿恵大統領は政権末期お決まりのポピュリズムに走るのか?

 2野党はいずれも日韓合意に反対で、破棄または再協議を求めている。左傾化していた教科書は朴槿恵政権が北朝鮮に厳しい内容に変更したが、親北色の強い野党側は猛反発していた。これを再度、改訂する可能性がある。

 今回の総選挙は議席数だけでなく首都圏で野党が高い支持を獲得したのが特徴だった。さらに野党は伝統的な保守地盤の慶尚道でも善戦した。朴政権の最大の失政は、自らの失敗で韓国世論全体を結果的に野党支持に追いやり、左傾化させてしまったことなのだ。

 次期大統領選は来年末で候補者が出そろうのは来夏だが、今後は候補者をめぐり政界再編や大物政治家の動きなどが活発化する。朴政権は次期大統領選へのエネルギーを野党陣営に与えてしまった。

 与党は当面、責任の所在をめぐり混乱するだろう。次期大統領選の与党候補では、朴氏と近い潘基文・国連事務総長の名前が挙がっている。潘氏といえば中立的であるべき職にあって慰安婦問題などで反日的な発言が目立ち、中国の抗日戦勝記念日軍事パレードにも参列した人物。しかし与党は大統領候補を保守本流からではなく、潘氏のような“大衆受け”の人物で影響力保持を図る可能性も出ている。

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