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【職場の注意報】激しい言動で部下を潰す「クラッシャー上司」から自らを守るすべはあるのか?

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【職場の注意報】
激しい言動で部下を潰す「クラッシャー上司」から自らを守るすべはあるのか?

イラスト・千葉 真 イラスト・千葉 真

 チームワークで対抗を

 上から評価されていることが多いだけに、クラッシャー上司と正面から戦うのは難しい。青山さんは、「部下が1人で立ち向かおうと思っても、どうにもならない。チームワークで対抗して」と話す。

 度重なる暴言から、標的にされている部下は、自信をなくし、自己否定に陥ってしまうケースが多い。「周囲の人が褒めたり、話を聞いたりとサポートすれば、鬱になることを防ぐことができます」と青山さん。上司が怒るポイントを見つけて、情報共有することも重要だという。

 部下本人の心構えも大切だ。クラッシャー上司に叱責されたときでも、自分を否定する必要はない。「確かに改善すべき点はあるけれど、そこまで言われる筋合いはない、と自分で線を引くようにして」と青山さん。

 クラッシャー上司の言動の根底にあるのは、人間としての弱さや不安だ。青山さんは「自分が上から評価されなくなったらどうしよう、という不安から、他人に当たっているだけなんです」。

 上司から叱責されるとき、目を合わせずにうつむいてしまう人は多い。青山さんのお勧めは、「黙って上司の目を見つめること」だ。青山さんは「冷静に相手の目を見ると、表情のなかに恐怖や不安の色が見えることがあります」と指摘する。上司も不安で弱みを持つ人間に過ぎない、と分かれば、おびえなくて済むはずだ。

 真面目な人ほど、クラッシャー上司の攻撃を受けやすい。自分なりの基準を持って、接することが大切だ。

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