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【ビジネス解読】韓国が誇る高速鉄道ヘムに早くも暗雲…最高速度430キロのはずが303キロ 線路能力不足で「宝の持ち腐れ」か

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韓国が誇る高速鉄道ヘムに早くも暗雲…最高速度430キロのはずが303キロ 線路能力不足で「宝の持ち腐れ」か

韓国が誇る高速鉄道ヘム。最高時速430キロだが、今月行われた試乗会では300キロ超しか出なかった(画像はユーチューブより) 韓国が誇る高速鉄道ヘム。最高時速430キロだが、今月行われた試乗会では300キロ超しか出なかった(画像はユーチューブより)

 中央日報によると、「韓国内の鉄路は時速300キロ用に設計されているため」だという。韓国鉄道技術研究院の関係者の説明では「現在は地上信号の最高速度が1時間300キロの営業運行スピードで敷かれているので改善されなければならず(電力供給線の)張力調整も必要だ」としている。

 聯合ニュースや中央日報によると、韓国鉄道技術研究院の関係者は「車両製作や試験運行などにおよそ4~5年かかる」「早くとも2020年頃には国内で走るヘムを見ることができるだろう」として、韓国国内での営業運転に自信をみせた。

 ただ、中央日報では同研究院関係者の話として「世界の5本指に入る鉄道技術強国になった」としながら、「国産部品と技術で開発したヘムを前面に出して東南アジアなどに技術輸出を活発に展開するだろう」「自らの技術力を保有することを望む国が多く、輸出の可能性が高い」と伝えた。つまり、韓国での営業運転よりも海外輸出に期待をかけているというのだ。

 韓国高速鉄道は、日本の新幹線方式ではなく、フランスのTGVの技術が導入された。ところが、「この出発点が、今の韓国高速鉄道界を悩ますことになった」と、日本の新幹線整備にかかわったJR元幹部が指摘する。

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