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【ビジネス解読】韓国が誇る高速鉄道ヘムに早くも暗雲…最高速度430キロのはずが303キロ 線路能力不足で「宝の持ち腐れ」か

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【ビジネス解読】
韓国が誇る高速鉄道ヘムに早くも暗雲…最高速度430キロのはずが303キロ 線路能力不足で「宝の持ち腐れ」か

韓国が誇る高速鉄道ヘム。最高時速430キロだが、今月行われた試乗会では300キロ超しか出なかった(画像はユーチューブより) 韓国が誇る高速鉄道ヘム。最高時速430キロだが、今月行われた試乗会では300キロ超しか出なかった(画像はユーチューブより)

 小欄でときどき登場する韓国の高速列車「ヘム」(HEMU-430X)の話である。ここにきて、設計最高速度430キロ、営業運転速度370キロを目指して開発中のヘムの実用化について、韓国国内で疑問の声が出始めているのだ。

 4月6日、韓国・大田(テジョン)でヘムの試乗会が開催され、同国内のメディアは試乗会の様子を一斉に報じた。

 まずは聯合ニュース。書き出しが「速くて、静かで乗り心地がよい」と、早くも記者の高揚感が伝わってくる。さらに、「客室に占める空間が広がっていた」「空気抵抗を抑えるため、先頭部分がとがっていて、流線形の形が目立つ」-などと、営業運転しているKTXの車両との違いを興奮ぎみに伝えた。

 ちなみに、聯合ニュースの記事は日本語サイトには登場せず、韓国語サイトでしか見られない。

 一方、中央日報の記事は抑制的だった。

 日本語サイトで、「韓国の最高時速430キロ高速列車、試乗イベントで303キロ?」との見出しの記事を掲載し、370キロは出せるはずのヘムが試乗会では303キロまでしか出なかったと報じた。さらに、「最高時速430キロの韓国高速列車、商用化は早くても2020年」とする関連記事も流した。

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