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【中国軍事情勢】中国海軍が南シナ海で米空母さえも挑発し続けるのは、実戦型演習で対抗能力に自信を深めている証拠にほかならない

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【中国軍事情勢】
中国海軍が南シナ海で米空母さえも挑発し続けるのは、実戦型演習で対抗能力に自信を深めている証拠にほかならない

2014年5月、上海沖で行われた中露合同演習で、火砲を撃つ中国海軍・北海艦隊の駆逐艦ハルビン(AP) 2014年5月、上海沖で行われた中露合同演習で、火砲を撃つ中国海軍・北海艦隊の駆逐艦ハルビン(AP)

演習も高頻度に?

 台湾海軍が発行する学術誌「海軍学術雙月刊」の今年2月の論文によると、「機動」は、北海・東海・南海の3艦隊がそれぞれの担当海域を越えて行う実動対抗演習の呼称で、「機動1号」は1991年に実施された。1号から5号(2013年)までは平均で4・5年に1度の間隔で行われ、実際に担当海域を越えた統合対抗演習の形式になったのは、4号(05年)以降だという。

 注目すべきは、5号の後の6号が、1年後の14年12月に実施されている点だ。5号も6号も、参加する鑑定は第1列島線を「突破」し、西太平洋で行われた。中国国防部は「機動6号」について、中国海軍の歴史上、参加兵力が最多で、難度も最高、「戦場」の環境も最も実際的だったと強調した。論文は、習近平国家主席(中央軍事委員会主席)が掲げる「強軍(強い軍隊)」の方針を貫徹するものだとしている。15年末の演習が「機動7号」ではないかとする見方も、「機動」が5号以降、毎年の実施へと変更されたのではないかという推測に基づいている。

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