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【難読地名を行く-茨城編】水戸光圀公の粋な計らい 常陸太田市天下野町(けがのちょう)

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【難読地名を行く-茨城編】
水戸光圀公の粋な計らい 常陸太田市天下野町(けがのちょう)

色付いた木々に囲まれる竜神大吊橋=茨城県常陸太田市天下野町(桐原正道撮影) 色付いた木々に囲まれる竜神大吊橋=茨城県常陸太田市天下野町(桐原正道撮影)

 バンジージャンプなどで茨城県内でも有数の観光地となっている同県常陸太田市の竜神大吊橋。その所在地の大字は「天下野町」と書いて「けがのちょう」と読む。山あいに田畑が広がる静かな集落だ。

 地区の中心を貫く県道沿いで、木に登ってユズの収穫をしていた80代の女性は「以前、町内の婦人会で地名の由来を勉強したことがある。水戸光圀公が名付けてくれたと聞いた」と教えてくれた。

 なぜ光圀公が名付けたのだろうか。

 地区を回ってみると、竜神大吊橋のすぐ脇に「天下野の名の由来」と書かれた立て看板があった。水府観光協会が建てたものだ。看板には、次のようなことが書かれていた。

 光圀公が巡視で当地を訪れた際、住民が地区に伝わる散々楽(ささら、獅子舞)を披露した。その舞が軽い調子で非常に面白かったため、光圀公が「天下一品」の称号を与えたという。その噂が江戸の将軍の耳にも届き、将軍の前でも散々楽を披露することになる。

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