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【加藤達也の虎穴に入らずんば】拝啓、朴槿恵大統領閣下「憎いのになぜ日本を頼るのか」という問いにどう答えるかご教示を…

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【加藤達也の虎穴に入らずんば】
拝啓、朴槿恵大統領閣下「憎いのになぜ日本を頼るのか」という問いにどう答えるかご教示を…

3月31日、会談前に握手を交わす朴槿恵韓国大統領(右)と安倍首相=ワシントン(内閣広報室提供・共同) 3月31日、会談前に握手を交わす朴槿恵韓国大統領(右)と安倍首相=ワシントン(内閣広報室提供・共同)

 拝啓 朴槿恵(パク・クネ)大統領閣下

 毎日のようにミサイルを発射しながら「ソウルを火の海にする」などと恫喝する北朝鮮に向き合う一方、課題山積の国政の先頭に立たれている姿に頭が下がります。最近は、総選挙の結果と来年の大統領選に向けた後継者問題も気になるところでしょうか。

 初めてお便りしますが私、日本の産経新聞社会部で編集委員をしております。韓国では「産経前ソウル支局長」の方が通りがよいかもしれません。

 2014(平成26)年、閣下の名誉を毀損(きそん)したとして最高で懲役7年となる「情報通信網法の名誉毀損罪」で起訴されましたが昨年末、無罪となりました。

 判決は当然のことではありましたが、事態は終結まで約500日を要し、そのうち8カ月間は出国が禁じられていました。韓国の“異常さ”が世界に拡散し、国際社会の批判を浴びたこの間、閣下はご自身の足元で何があったかご存じでしょうか。

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 こんなことを申し上げるのは他でもありません。閣下と大統領府高官、閣僚らとの意思疎通が極めて貧弱で「不通政権」と批判されたことや、閣下の胸中をめぐる忖度がなされ、その結果、人事や重要な政策で大小の失敗が相次いでいると聞いてきたからです。

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