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【開発ヒストリー】収穫量が最大1・5倍 しかもうまい 豊田通商の多収穫米「しきゆたか」は農家のハートをつかめるか?

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【開発ヒストリー】
収穫量が最大1・5倍 しかもうまい 豊田通商の多収穫米「しきゆたか」は農家のハートをつかめるか?

2015年産の多収穫米「しきゆたか」の生産現場(豊田通商提供) 2015年産の多収穫米「しきゆたか」の生産現場(豊田通商提供)

 コメ農家の減少や高齢化など国内農業の衰退が問題となる中、豊田通商は昨年秋、新品種の多収穫米「しきゆたか」を市場に投入した。新品種は従来種と比べて最大1.5倍の収穫量とおいしさを両立したのが特徴だ。同社は新品種の販売拡大で、生産農家の経営安定化と所得向上につなげることを目指している。

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 豊田通商農水事業部の志度裕子さんと、同社が出資する水稲種子開発ベンチャー「水稲生産技術研究所」(水稲研)の地主建志社長は二人三脚で全国の農家を行脚している。農業閑散期の昨年12月から今年3月までの予定で、新品種の生産農家拡大と生産現場の声を商品開発に反映させるのが目的だ。二人とも新品種の平成28年産米の作付けは「前年の倍以上になる」と手応えを感じている。

 豊田通商は新品種について、農家と生産したコメを買い取る契約を結んでいる。契約農家が新品種の商用生産を始めたのは27年産米からで、同社は昨年秋から外食産業などに販売している。

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