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【ローカルプレミアム】実存さえ疑われた初代横綱・明石志賀之助の実像に迫る 宇都宮・蒲生神社では奉納相撲も

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実存さえ疑われた初代横綱・明石志賀之助の実像に迫る 宇都宮・蒲生神社では奉納相撲も

明石志賀之助石像の横に立つ中村弘さん。陣幕が建立し、戦後移設された石碑もある=宇都宮市塙田の蒲生神社 明石志賀之助石像の横に立つ中村弘さん。陣幕が建立し、戦後移設された石碑もある=宇都宮市塙田の蒲生神社

 江戸時代の書物によると、志賀之助は寛永元(1624)年に、横綱を意味する「日下開山(ひのしたかいざん)」という称号を得た。後の横綱、陣幕久五郎(きゅうごろう)が、明治33(1900)年建立の横綱力士碑発起人として過去の力士の顕彰に奔走、志賀之助を初代横綱と定め、現在は日本相撲協会も公認している。

 中村さんは「陣幕がいなければ、志賀之助は埋もれたままだった。大恩人」と話す。

 だが、相撲関係者も、「伝説上の人物」ととらえており、中村さんは6年間研究を続け、山形県で江戸時代の藩士が書いた「上山三家見聞日記」の中に、寛文元(1661)年に藩主の前で相撲を取った記録を発見し、「実在した人物だった確証が持てた」という。

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