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【衝撃事件の核心】靖国神社に向けられた韓国人被告の劣等感 「爆発音」事件はネット上での反響への渇望から生まれた

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【衝撃事件の核心】
靖国神社に向けられた韓国人被告の劣等感 「爆発音」事件はネット上での反響への渇望から生まれた

韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者=東京都千代田区麹町の麹町警察署(納冨康撮影) 韓国人の全昶漢(チョン・チャンハン)容疑者=東京都千代田区麹町の麹町警察署(納冨康撮影)

 人生に「劣等感」を募らせた男は「達成感」を得ようと日本に矛先を向けた。靖国神社で爆発音がした事件。テロやゲリラが疑われた事件は実行犯の韓国人が自ら再来日し急展開を見せた。動機、仕掛けられた装置とは…。数々の疑問が浮上する中、男の供述から見えてきたのは、思い込みから犯行の決意を固めていった異様ともいえる「一匹狼」の姿だった。

“象徴的”施設襲った爆音 白煙に、内部から不審物…高まる緊張感

 昨年11月23日。東京都心は穏やかな祝日を迎えていた。東京都千代田区九段北の靖国神社では朝から、収穫に感謝する「新嘗祭」が開催され多くの人出があった。七五三でさらなる参拝者でにぎわうはずだった。

 「ドン」。“異変”が起きたのは、午前10時ごろだった。神社南門近くの公衆トイレで突然大きな音が発生した。

 「爆発音がした。煙があがっている」。神社の男性職員の110番通報で、警視庁の警察官らが確認すると、床には部品が散乱していた。天井には穴があき、屋根裏からパイプが見えた。「靖国神社が襲われた」-。にわかに緊張が高まった。爆発物処理班が不審物を処理。公安部はゲリラ事件の疑いがあるとみて、麹町署に捜査本部を設置した。

 床に散らばっていたのは、乾電池や電池パック、リード線のほか電子式タイマーなど。天井には約30センチ四方の穴があき屋根裏から長さ約20センチ、直径3センチほどの金属製パイプが見つかった。パイプは4本が束ねられ、リード線と繋がっていた。

 パイプの中には火薬のようなものが詰められ、4本のうち3本のものが燃焼していた。構造は稚拙で、国内過激派などの組織的犯行ではないことが伺われた。単独犯の可能性も視野に調べが進んだ。

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