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【経済インサイド】野生のシカやイノシシの皮革製品はいかが? ジビエに続くメード・イン・ジャパン資源として活用できるか

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【経済インサイド】
野生のシカやイノシシの皮革製品はいかが? ジビエに続くメード・イン・ジャパン資源として活用できるか

国内でなめされた革。手前からイノシシ革、鹿革、オーストリッチ(ダチョウ)=東京都墨田区の山口産業 国内でなめされた革。手前からイノシシ革、鹿革、オーストリッチ(ダチョウ)=東京都墨田区の山口産業

 また、革製品の企画製造会社やデザイナーなどは、その規模や企画に応じた皮革素材を求める。捕獲獣は野生のため数量や品質にばらつきがあり、どの地域が供給元の産地となりうるかの情報を求めていた。

 レザー・サーカスが参加資格を産地、なめし関連業者と作り手、製品小売業者に限定したのは、ブランド力を高め、商品背景が消費者に明確に伝えることができる体制とするためだ。産地にはマタギプロジェクト参加地域に加え、国内ブランド豚生産地域など獣皮を革原料として販売していた畜産業者も参加した。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)締結後の環境変化をにらみ、食肉生産に加えて皮革もブランド化することで総合的なブランド力向上を求めていると、山口社長は分析する。

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 募集から1カ月超で、12団体が加盟し、大手小売業者からも具体的な商品企画とともに参加への相談が寄せられているという。今後、3年で120団体の加盟を目指し、レザー・サーカス発のメード・イン・ジャパン皮革製品を生み出す土壌づくりを進める方針だ。(日野稚子)

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