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【酒井充の野党ウオッチ】DIP(間抜け)な看板こそ逃れたが… 民進党代表となる岡田氏はなおも反対のための反対を続けるのか?

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【酒井充の野党ウオッチ】
DIP(間抜け)な看板こそ逃れたが… 民進党代表となる岡田氏はなおも反対のための反対を続けるのか?

 看板はちょっと変わったけれど、表紙はそのままで、中身もほとんど変わらない“新商品”。しかも、一時はブームになったが、その後は全然売れなくなった商品の復刻版だとしたら、顧客は手を出すだろうか。民主党と維新の党が3月27日に結成する「民進党」には、そんな新商品のイメージがする。

 「看板」である党名は異例の世論調査を行った結果、維新の党が推した民進党に決まった。略称は「民進」で、約20年間続いた「民主党」が幕を下ろす。新たな党名には「国民とともに進む」(民主党の岡田克也代表)との意味が込められている。しかし、頭文字の「民」はそのままで、「進」は、わずか3年程度で消滅した新進党を彷彿させる。いずれにせよ看板の全面刷新のイメージとは遠い。

 英語表記は「The Democratic Party(DP)」となった。維新の党の江田憲司前代表は「Democratic Innovation Party(DIP)」を提案したが、「DIP」は米俗語で「間抜け」の意味があることなどから、今の民主党の英語表記に近い表現で落ち着いた。

 民進党は夏の参院選などで共産党など他の野党との連携を進めるが、党名が変わっても、安倍晋三首相が指摘するように「民共勢力」であることに変わりはない。

 「中身」に当たる綱領は、民主党の綱領をほぼ踏襲している。冒頭に「『自由、共生、未来への責任』を結党の理念とする」と盛り込んだのは新しいが、生活者などの立場に立つことや、「未来志向の憲法を構想する」といった抽象的な表現は継承し、新鮮味はない。

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