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【お金は知っている】消費増税の災厄もたらす御用学者と無責任議員

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【お金は知っている】
消費増税の災厄もたらす御用学者と無責任議員

衆院予算委員会で民主党の野田佳彦前首相(左手前から2人目)の質問に答える安倍晋三首相(右)=2月19日 衆院予算委員会で民主党の野田佳彦前首相(左手前から2人目)の質問に答える安倍晋三首相(右)=2月19日

 来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げの中止は既成事実化しつつあるが、小欄や産経新聞などで消費税増税中止を主張してきた拙論はそれでよしとするつもりはない。デフレ下の増税・緊縮財政という国際的に見れば非常識きわまりない判断を繰り返す日本の経済知性の貧困さは解消しそうにないのだ。(夕刊フジ

 たとえば、消費税増税を首相に勧めてきた日本の経済学者・エコノミストの財務省寄りの主流派多数が、自らの「誤診」についてダンマリを決め込んでいる。かれらは、増税による景気への打撃の深刻さやデフレ圧力の大きさを軽視し、2014年4月からの消費税率5%から8%への引き上げばかりか、民主党・野田佳彦政権時代の3党合意通り税率10%への再引き上げを15年10月から実施せよと安倍晋三首相に進言したのだった。

 首相はそれを押し返し、17年4月に先送りしたのだが、景気条項を外してしまった。景気が悪かろうと、再延期はしないと約束させられたわけである。

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