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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】米韓合同軍事演習に金正恩氏が怒りおののいたのには理由があった…米特殊部隊の「斬首作戦」の実態とは?

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【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
米韓合同軍事演習に金正恩氏が怒りおののいたのには理由があった…米特殊部隊の「斬首作戦」の実態とは?

米韓のターゲットは平壌の主席宮、主要ミサイル基地

 米軍は3月の米韓合同軍事演習に先立ち2月中旬から有事の米軍増派・配備訓練を開始、戦略部隊を続々と韓国入りさせた。1月6日の核実験、2月7日の長距離弾道ミサイル発射を受けての措置だ。特に北朝鮮に圧力をかけたのが、米ステルス戦闘機F22、2機を沖縄・嘉手納基地から韓国に配備したことだ。F22は日本の嘉手納に配備されているが、韓国への投入は2010年7月、韓国哨戒艦「天安」撃沈事件後の配備以来となる。

 F22は核兵器搭載可能の最新鋭機。韓国・在韓米軍烏山空軍基地から北朝鮮・平壌までマッハ1・5で7分。圧倒的な戦闘能力とレーダーには捕捉されないステルス性を誇り、北朝鮮の主要基地、舞水端や東倉里基地まで15分以内で到達、核攻撃が可能だ。米軍はF22の韓国派遣について「米韓の決意の表れ」(米第7空軍オショーネシィ司令官)と述べ、韓国配備の期限を切らず、「金正恩氏への警告」との強烈なメッセージを示した。

疲弊する北朝鮮兵士たち

 北朝鮮軍は例年、米韓合同軍事演習期間中は準軍事体制に入る。米韓が演習を装った軍事攻撃を仕掛ける可能性からこれに対抗する体制を敷くためで、「軍事演習期間中の北朝鮮は軍人だけでなく住民も坑道での生活を強いられ、非常に負担が大きい」(韓国情報筋)

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