産経ニュース

【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】米韓合同軍事演習に金正恩氏が怒りおののいたのには理由があった…米特殊部隊の「斬首作戦」の実態とは?

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ】
米韓合同軍事演習に金正恩氏が怒りおののいたのには理由があった…米特殊部隊の「斬首作戦」の実態とは?

 韓国は自主防衛を主張する盧武鉉政権下で、米軍にあった戦時作戦統制権の韓国移管を決めた。しかしその後、北朝鮮の核ミサイル戦略の進展が深刻となり、朴槿恵政権は2014年10月の国防相会談で統制権移管を無期延期とした。「作戦計画5015」とは、従来は統制権の韓国移管を前提に米韓で検討されてきたものだが、無期延期で内容が改めて見直され、韓国の被害を最小限にするため北朝鮮首脳部を早期に攻撃する作戦が加わった。この部分が「斬首作戦」と呼ばれている。

 金正恩氏をはじめ政権中枢を有事発生の早期で攻撃することで北朝鮮の核兵器、弾道ミサイル、生物化学兵器を“無力化”する-との作戦が「首脳部の斬首」なのだ。 

 韓国紙によると、今回の米韓合同軍事演習で「斬首作戦」ために参加しているのは米第1空輸特戦団、米軍第75レンジャー連隊の特殊戦兵士や米海兵隊、米海軍特殊部隊「ネービーシールズ」など。18日まで行われている米韓の海兵隊による上陸作戦は「双竜訓練」といい、ヘリ空母といわれる4万トン級の強襲揚陸艦2隻が米韓合同軍事演習では初参加で行われている。またこの上陸作戦は北朝鮮の核・ミサイル基地が目標の訓練だ。

続きを読む

「ニュース」のランキング