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【政界徒然草】かつての創価学会青年部も今は昔… 様変わりする公明党の若手候補と、強まる井上幹事長の存在感

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【政界徒然草】
かつての創価学会青年部も今は昔… 様変わりする公明党の若手候補と、強まる井上幹事長の存在感

参院選対策本部の看板を設置する公明党の山口那津男代表ら幹部=2月26日、東京都新宿区の公明党本部(清宮真一撮影) 参院選対策本部の看板を設置する公明党の山口那津男代表ら幹部=2月26日、東京都新宿区の公明党本部(清宮真一撮影)

 宮崎謙介前衆院議員(自民党離党)の不倫騒動など永田町のセンセイたちの資質に厳しい視線が注がれている。不祥事が続いた自民党議員とは対照的に、スキャンダル知らずの公明党の優等生ぶりが際立つ。ただ人材の輩出元は以前と様変わりし、支持母体の創価学会となじみが薄い若手も珍しくなくなった。選挙での候補擁立は手探りの状態が続いているようで、党と学会の双方に通じる井上義久幹事長の存在感がさらに高まりそうだ。

 「今回の参院選は与党が過半数の議席を得て、安定政権の下、課題解決を着実に進めていけるかどうかが問われる選挙だ。断じて負けるわけにはいかない!」

 山口那津男代表は2月27日に都内で開かれた「全国県代表協議会」で、党所属の衆参両院議員や都道府県本部の幹部を前に気勢を上げた。

 参院選の選挙区で過去最多の7人を擁立し、比例代表も6人を公認している。特に選挙区の新人候補は、30~40代の若手をそろえた。肩書をみると、神奈川の三浦信祐氏(40)は元防衛大准教授、愛知の里見隆治氏(48)は厚生労働省出身。兵庫の伊藤孝江氏(48)は弁護士で、福岡の高瀬弘美氏(34)は元外交官という顔ぶれだ。

 経歴だけを見ると、現執行部とは様変わりした印象を受ける。「公明のプリンス」「永遠の青年部長」などの異名を持つ太田昭宏前国土交通相に代表されるように、創価学会青年部が国会議員の供給源だったはずだ。ベテランの議員秘書は「青年部にも優秀な人材はいる。ただ、政治に関心はあっても自分がバッジを着けるんだという意欲まではない」と分析する。

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