産経ニュース

【中国軍事情勢】厚いベールに包まれた人民解放軍サイバー部隊 「網電一体戦」構想で一体何を仕掛けようとしているのか?

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【中国軍事情勢】
厚いベールに包まれた人民解放軍サイバー部隊 「網電一体戦」構想で一体何を仕掛けようとしているのか?

 平時のスパイ活動だけでなく、有事にサイバー攻撃がもたらす影響について、米陸軍戦略大学などが09年に出版した「海峡を越えて」に興味深い記述がある。中国は、台湾海峡有事で、米国防総省の兵站部門のシステムを「アキレス腱(けん)」とみなして攻撃する可能性が高いという。防御態勢が確立された実戦部隊のネットワークと異なり、「非機密」の情報を扱いインターネットに接続されているためで、このシステムがハッキングされれば、米軍の部隊の位置が暴露されて物理的な攻撃対象となったり、来援自体が遅れたりする可能性があるとしている。台湾有事の例は、そのまま尖閣有事に当てはめることができる。日本にとっても人ごとではない。

「ニュース」のランキング