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【秘録金正日(65)】日本人拉致は「盲動分子がやった」言い訳は金大中の助言だった? 小泉との首脳会談で謝罪した真意とは…

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【秘録金正日(65)】
日本人拉致は「盲動分子がやった」言い訳は金大中の助言だった? 小泉との首脳会談で謝罪した真意とは…

2002年9月17日、平壌で初の日朝首脳会談を終え、小泉純一郎(右)と握手する金正日 2002年9月17日、平壌で初の日朝首脳会談を終え、小泉純一郎(右)と握手する金正日

 金正日(キム・ジョンイル)が2002年の日朝首脳会談で日本人拉致を認め、謝罪するという国際社会の予想を覆す対応に出たのはなぜか-。正日は焦燥と不安のなか、その年の新年を迎えていた。

 01年9月11日の米中枢同時テロを受け、米国は「テロとの戦い」を宣言。テロリストをかくまっているとして、アフガニスタンを攻撃し、イスラム原理主義勢力のタリバン政権を崩壊させた。続く標的は、米大統領、ジョージ・W・ブッシュが、テロを支援する「ならず者国家」と名指しするイラクとイラン、北朝鮮とみられていた。

 北朝鮮の日本への歩み寄りは、この時期と重なる。極秘交渉に当たった当時の外務省アジア大洋州局長、田中均(ひとし)は「私が見た小泉外交4年間の真実」の中で「北朝鮮と水面下の協議を始めるのは同年(01年)10月末ごろ」と語っている。

「北を攻撃しない」韓国が確約

 「金正日政権は飢える国民には目も向けず、大量破壊兵器で武装し続けている」。ブッシュは02年1月の一般教書演説で、金正日政権を「悪の枢軸」と糾弾し、先制攻撃も辞さない構えを示した。対北包囲網を狭めるため、翌月に同盟国の日韓などに足を運ぶ。

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