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【成田闘争秘話】「空と大地の歴史館」はトリビアに満ちあふれていた 「流血の日々」コーナーには闘争ヘルメットや火炎瓶も…

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【成田闘争秘話】
「空と大地の歴史館」はトリビアに満ちあふれていた 「流血の日々」コーナーには闘争ヘルメットや火炎瓶も…

「流血の日々」と題されたコーナーには、反対同盟が使っていたヘルメットや火炎瓶などの実物が展示されている=千葉県芝山町の「成田空港 空と大地の歴史館」 「流血の日々」と題されたコーナーには、反対同盟が使っていたヘルメットや火炎瓶などの実物が展示されている=千葉県芝山町の「成田空港 空と大地の歴史館」

 8角形の展示スペースを左から時計回りに見ていくと、成田空港の歴史の流れをなぞることができる。開港以前の地域の様子から始まり、空港の将来像まで9つのコーナーが設けられ、モノクロ写真や新聞スクラップなどを多用したドキュメンタリー風の解説が目を引く。

 当事者のコメントも添えられていて、土地移転の補償調査を担当した空港公団職員は「反対同盟員に包囲され、小突かれたり、竹やりで襲撃されたり死の恐怖を感じるときさえあった」と生々しい。

ヘルメットや火炎瓶も

 元反対派が提供した資料も、多く展示されている。中でも、「流血の日々」と題したコーナーは、赤いテーマ色に囲まれた異様な空間の中に、ヘルメットや火炎瓶、ゲバ棒などで武装した人型のパネルが20体ほど並んでいて、ドキリとさせられる。

 ヘルメットはどれも傷だらけで、割れたりへこんだりしたものもあり、当時の闘争の激しさをうかがい知ることができる。「子供たちは怖いイメージを抱くようですが、シニア世代は懐かしんでいますよ」と、松本さんは笑う。

構想から14年で実現

 歴史館は、反対運動に苦しめられてきたNAAが、“負の遺産”とも言える資料を残そうと、土地と建物を用意してまで整備した施設だ。

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