産経ニュース

【日々是世界】リオ五輪を控え、ジカ熱との地道な戦いが始まった 「蚊の駆除」しか有効な方策なく 延期論説く科学者も…

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【日々是世界】
リオ五輪を控え、ジカ熱との地道な戦いが始まった 「蚊の駆除」しか有効な方策なく 延期論説く科学者も…

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は3日の社説で「ジカ熱との戦いは容易ではない」としたが、米国での流行については「エアコンや有効な蚊の駆除プログラムがあるため、深刻なアウトブレーク(大流行)に陥る恐れは低い」。ワクチンや治療薬などの開発は「まだまだ先のこと」とし、「現時点では、蚊の駆除が最も有効な武器だ」と締めくくった。

 シカゴ・サン・タイムズ紙(電子版)は1月31日の社説で、「エボラ出血熱の脅威が私たちに教えてくれたのは過剰に反応しないことの大切さだ。個人の自由が、いつも最初の犠牲者になる」と、過度な行政措置を警戒した。

リオ五輪中止を提言

 そんな中、反響を呼んだのが、米誌フォーブスの電子版に3日掲載された記事だ。ニューヨーク大の科学者2人の寄稿で、「リオ五輪の中止か延期を考えるべきだ」と主張。「理由は簡単だ。若い女性が安心して旅行することができない」とし、「大会開催は無責任」「ジカ熱の大流行の最中に、リオに行きたい人などいるのか」などと持論を展開した。記事を受け、ブラジル政府が猛反発するなど、波紋を呼んだ。

続きを読む

「ニュース」のランキング